環境負荷低減型斜面災害対策の現場適用方法の検討

整理番号 2022a024
種別 一般研究-短期共同研究
研究計画題目 環境負荷低減型斜面災害対策の現場適用方法の検討
研究代表者 ハザリカ へマンタ(九州大学大学院・工学研究院 社会基盤部門・教授)
研究実施期間 2022年7月1日(金)~ 2022年7月1日(金)
研究分野のキーワード 斜面崩壊、防災対策、早期避難警報システム、SDGs
目的と期待される成果 わが国では、毎年のように集中豪雨が発生し、土砂災害により多くの尊い人命や財産が失われている。国・地方自治体の維持管理および災害復旧工事により、これまで多くの箇所で整備が進み、ある程度の土砂災害の発生防止は図られている。しかし、現状のハード対策だけでは、財政的な限界があり、完全な防災対策は困難であることから、IoT、ICTとデータサイエンスに基づく警戒避難によるソフト対策が今後、より重要になると考えられる。斜面崩壊を監視するシステムは、既に多数運用されているが、それらは、持続可能な早期警戒に対しては不十分な監視システムである。さらに、それらは高額であり、多数の斜面や法面を有するわが国においては、多くの箇所を監視することは、財政的に困難であり、低コストのシステムの開発が求められている。そこで、本研究の目的は、豪雨により発生する斜面崩壊の前兆現象を早期に捉え、有用な早期警戒避難システム(EWS)を国・地方自治体に提供するため、低コストのセンサプラットフォームを開発・改善し、通信システムから得られるデータの解析を通じて、斜面崩壊の様々な前兆現象の中から有効な評価指標を提案することである。それにより、異分野連携によるレジリエントな社会づくりの実現を目指す。前年度の研究では、斜面の模型を作成し、通信システムから得られるデータを解析し、斜面の危険度評価を行った。今年度の研究では、バッテリレスセンサプラットフォームを現場に適用し、福岡県内において現場実証実験を行う。さらに、実証実験で得られた試験結果を数理科学的アプローチによって解析し、EWSの評価指標の確立を目指す。
組織委員(研究集会)
参加者(短期共同利用)
ハザリカ へマンタ(九州大学大学院 工学研究院 社会基盤部門・教授)
福本 康秀(九州大学 マス・フォア・インダストリ研究所・教授)
金谷 晴一(九州大学大学院 システム情報科学研究院 情報エレクトロニクス部門・教授)
河内 義文(株式会社ケイズラブ・代表取締役)
村井 政徳(清水建設株式会社 土木技術本部 基盤技術部・主査)
松本 大輔(日本基礎技術株式会社 九州支店 工事部・副部長)
石橋 慎一朗(日本地研株式会社 調査解析部 試験課・副長)
石澤 友浩(国立研究法人防災科学技術研究所 水・土砂防災研究部門・主任研究員)
田中 和明(九州工業大学大学院情報工学研究院 知的システム工学研究系・准教授)
山下 惠助(CMN株式会社・代表取締役)
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