高度化する暗号技術と数学的技法の進展

整理番号 2022a021
種別 一般研究-研究集会(II)
研究計画題目 高度化する暗号技術と数学的技法の進展
研究代表者 星野 文学(長崎県立大学 情報システム学部 情報セキュリティ学科・教授)
研究実施期間 2022年11月7日(月)~ 2022年11月9日(水)
研究分野のキーワード 暗号、高機能暗号、暗号資産、耐量子計算機暗号、秘密計算
目的と期待される成果 移動通信サービスは研究レベルでは既に第6世代(6G)を見据えた活動が本格化しており, 2030年以降の実用化を睨んだ議論が活発に行われている. その背景には, 単なる高速低遅延な通信インフラを超えた先に人類社会の革新につながるイノベーションへの算段があり, 自動運転, 機械学習, 拡張現実, スマートコントラクト, 量子コンピューティング, といった分野に特に大きな研究投資が集まっている. それに伴い暗号技術への期待も従来とは一線を画すレベルで高度化しており, Weil Pairing, 格子理論, 超特異楕円曲線の同種写像のラマヌジャングラフ, 量子情報理論などの学部の教養レベルを幾分超えるような数学的技法が暗号に応用される事例が散見されるようになった. 暗号方式を研究する際に常識として知っておくべき数学が近年大きく変化しており, 高度な機能や安全性を実現する次世代暗号を研究するためには, そうした数学的技法を整理しておく必要がある. 特に次の研究分野で用いられる技法は実用上の観点から重要である:
(1) 高機能暗号(検索可能暗号、準同型暗号など)
(2) 暗号資産(ブロックチェーン)
(3) 耐量子計算機暗号
(4) 秘密計算
本研究集会の目的は, 次世代暗号を構成する為に用いられる数学的アプローチの知見を共有するため, 日本及び海外から産業界と学界の研究者を集めることである.更に,参加者は産業界が直面している実用の問題を検討し,解決案を議論する.本研究集会は,次世代暗号のチュートリアル,最近の結果についての招待講演,またパネル討論を含む.
組織委員(研究集会)
参加者(短期共同利用)
菊池 亮(NTT社会情報研究所・研究主任)
大畑 幸矢(なし(フリーランス)・なし)
穴田 啓晃(青森大学ソフトウェア情報学部ソフトウェア情報学科・教授)
王 イントウ(北陸先端科学技術大学院大学・助教)
縫田 光司(九州大学 マス・フォア・インダストリ研究所・教授)
池松 泰彦(九州大学マス・フォア・インダストリ研究所・助教)
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