秘密計算・秘密分散の数理と実用の探求
整理番号 | 20210004 |
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種別 | 一般研究-研究集会(Ⅰ) |
研究計画題目 | 秘密計算・秘密分散の数理と実用の探求 |
研究代表者 | 穴田 啓晃(長崎県立大学情報システム学部情報セキュリティ学科・教授) |
研究実施期間 |
2021年11月8日(月)~ 2021年11月10日(水) |
研究分野のキーワード | 数学モデリング,暗号,秘密計算,秘密分散,情報セキュリティ |
本研究で得られた成果の概要 | 講演については,暗号数理の業績で世界的に知られるBuchmann教授(ドイツ・ダルムシュタット工科大学)の講演"Cryptographic Long-term Security"(約60分)は期待以上であった.というのも,5Gや量子通信や量子計算機の研究開発が進む中,暗号数理が貢献できる可能性について,秘密分散共有法を例に挙げ,見解をお示し頂けたからである.また,秘密計算・秘密分散の数理の講演が5件,それらの実用への適用を3件講演頂けたのは,時間にして計4時間と長くはないものの,情報と示唆の多い充実したものとなった.実際,いずれの講演も,内容はトップレベルの国際会議で採択されている一連の研究の一端,もしくは最先端の研究の一端であった. 参加登録者については,80名超と,講演時間計5時間の研究集会として想定以上に興味を集めたものと考えている.参加者の内訳としては,40歳未満と40歳以上でおよそ同数(40名ずつ),また産からは25名(30%),学からは48名(60%),官からは8名(10%)と,産からの参加者が期待以上に多かった.この点も成果と考えている. (以上) |
組織委員(研究集会) 参加者(短期共同利用) |
縫田 光司(九州大学マス・フォア・インダストリ研究所・教授) 池松 泰彦(九州大学マス・フォア・インダストリ研究所・助教) 大畑 幸矢(株式会社デジタルガレージ・Senior Researcher ) 穴田 啓晃(長崎県立大学情報システム学部情報セキュリティ学科・教授) WANG, Yuntao(北陸先端科学技術大学院大学・助教) |